猫の慢性腎不全

おはようございます☀

少し気温が下がり、肌寒いですね。

風邪をひかないように気を付けましょう。

さて、今日はねこちゃんに圧倒的に多い慢性腎不全についてお話します。

長生きしていると、臓器も歳をとってきます。

ねこちゃんはいろいろな臓器の中でも、腎臓は悪くしやすい器官であり、腎不全のねこちゃんはよくいます。

腎臓は、一度悪くなると再生はしてこない臓器です。

なので慢性腎不全のねこちゃんは多くいます。

初期の症状は、多飲多尿といって、お水をよく飲み、尿をたくさんするようになります。尿のにおいがあまりしなくなった、尿の色が今までより薄いという点も同時に見られる症状です。

進行してくると、元気や食欲がなくなったり、嘔吐や痙攣等が出てくることがあります。

早期発見できたからといって、治るわけではないのですが、食事療法や内服薬、点滴等を行い腎臓が悪くなるスピードをなるべく遅くする努力はできます。

上記の症状に気を付けてみたり、尿検査や血液検査を行って早期に気づけるといいですね!

今では血液検査での腎臓病の早期診断の指標も出てきています。(今まではクレアチニンという数値を主に診断を行っていましたが、クレアチニンは、腎臓の機能が約30%以下にならないと異常数値として出てこないのです。)

元気でも、特に7歳を超えている場合はまず一度検査をしてみる事をお勧めします!!

もし、慢性腎不全と診断されたら、ねこちゃんに合った治療法を獣医師と話し合って決めていきましょう!

ちょっと意識を持つことで、ねこちゃん、飼い主さんの両者が少しでも長くいい時間がすごせるといいなと思います。


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