おはようございます☀
今日はとても暖かく、気持ちの良い一日となりそうです♪
さて、今日は膵炎についてお話します。
膵炎とは膵臓に炎症が起こる病気です。
脂質の多い食べ物を食べると膵臓に負担がかかり、膵炎にかかりやすくなりますが、通常の食事をしていてもかかる事はよくあります。
昔はよく、から揚げを食べると膵炎にかかると言われていたと聞きましたが、診察時に診断する際は、特に脂質の多い食べ物を食べたという事がない事が多いです。
やはり、高齢犬、高齢猫に多いですね。
そして、診断が難しいのが膵炎であり、これを使用すればよくなる!という薬も特にありません。
膵炎の診断は症状、血液検査や超音波検査等を総合的に判断して行っていきます。
治療は点滴を中心とした対症療法を行います。
比較的新しい薬である、炎症を抑える膵炎の注射薬も出ており、状態が悪い時にはよく使います。
こうした治療をしてよくなる事が多いですが、悪化して命を落とす事もあります。
ここでもやはり、対応が早いかが良くなる鍵です!
症状は食欲不振、嘔吐、下痢、元気の消失が多いです。
そう、この症状を起こす病気なんて多くあります。見ていても、何が原因なのかわかりません。
おかしいなと思ったら、早い対応を心がけましょう!!