おはようございます☀
今日は、犬猫診療における、点滴についてお話します!
病院に行った時に、「それでは点滴をしておきましょう」と言われたことはありませんか?
点滴といえば、腕の血管に針を刺してゆっくりと入れるものをそうぞうすると思います。
犬猫でも、血管内に留置針という針の形をした柔らかく細い管を入れてゆっくり液体を入れていくこともあります。
これは時間がかかるので、基本的には入院しながらの処置となります。
通院治療では皮下点滴という、皮膚の下に存在する皮下という部位に点滴を入れる事をよくします。
これは、血管内にいれるよりも速いスピードでできるので、入院のストレスが避けられます。
点滴を入れた箇所は、一時的にラクダのこぶのように盛り上がります。
入れた量にもよりますが、1日くらいかけて徐々に吸収されこぶはひいていきます。
人間ではおそらく行わない処置なので、こんなに速く点滴を入れていいのか、こぶが出来ているが大丈夫か等気になると思いますが、心配なことは獣医師に聞きましょう!
血管点滴は、効果は皮下点滴より高い分、入院が必要になり、時間がかかります。速く血管に入れると心臓に負担がかかる事があります。
状態が悪く、血管点滴が必要な時に行います。
今日は、よく行う点滴2種類についてお話しました。
もし、皆さんのねこちゃん、わんちゃんが診療を受ける時、こうした少しの事でも気になったら聞いてみて、是非納得したうえで治療をうけてほしいですね。